福岡市西区のマンション最上階にお住まいのH様。　
北側の子供室が、夏暑く、冬はとても寒い上に、特にクローゼットの結露がひどいとお困りでした。

クローゼットには カビがびっしり。

問題のお部屋の外観

問題のお部屋は右上の写真のように、3方が外壁になっており、しかも最上階。
外気温の影響を受けやすい構造でした。
試しに室内の壁ボードを外して、入っている断熱材（発泡ウレタン）の厚みを計測すると、平均17ミリといったところ。
本来ならここは30ミリ以上の断熱材が必要な場所です。
お客様に報告の上、断熱リフォーム工事が決定。
特に問題のあるクローゼットの壁、天井のボードを外し、既存断熱材の内側に20ミリウレタン断熱材を補充しました。
その後新しいボードを張り、カビの発生しにくい放湿クロスで仕上げる工事です。 以下、行程をご覧に入れます。

 

 

カビの生えたクロスをはぎ、ボードを解体しています。

 

壁面ボードをすべて外しました。

 

天井ボードを外すと、「アレッ！」 最上階なのに、天井に断熱材が吹きつけられていない？！
「ストーブをつけると、壁と天井全体がじっとり濡れる」と聞いていましたが、
なるほど、これならそれもうなずけます。

 

20ミリウレタン断熱材（スタイロフォーム）を隙間無く充填しました。

断熱材は、全体のわずか5％隙間があるだけで、断熱効果が50％まで落ちると言われています。
職人の腕の見せ所です。

 

新しいボードを張り終えました。
要所にカビ発生をおさえる抗菌剤を塗布。

 

放湿クロスで仕上げました。
クローゼットだけでなく、部屋全体（天井・壁）も同じクロスで貼り替えです。

 

初めて訪問した際、このクローゼットの中にはカビだらけのベルトや服が。
ご家族のお気持ちを思うと、こちらまで情けないやら腹立たしいやらでした。

でも、これからはもう、こんなことはなくなります。　ご安心ください！

同じ問題でお困りの皆さん、調査・見積は無料です。
お気軽にお電話ください。

 

福岡市西区　Ｈ様邸